待機児童がとても多い世田谷区

世田谷区は都内でも特に保育園への入園が激戦区といわれている地域です。
待機児童も多くおり、保育園に子供を預けて働きたいという人がなかなか働けずにいます。

そこで、世田谷区としては保育士不足を解消し、少しでも待機児童が減らせるような取り組みが積極的に行われています。
これから保育士として働く人、再就職を検討している人には世田谷区は働きやすい地域です。

保育士確保プランにのっとった世田谷区の取り組み

厚生労働省が保育士を増やすために保育士確定プランという計画を打ち出しています。
これは保育士の待遇改善や保育士確保施策などが盛り込まれたものです。
世田谷区では保育士確保のために、この保育士確保プランにのっとって取り組みを進めています。

最初の取り組みが世田谷区保育士等宿舎借上げ支援事業補助金です。
これは常勤の保育士の入居を目的として世田谷区内の保育施設を運営している事業者がアパートを借り上げた際には家賃の一部を補助するというもので、月額82000円まで支給されます。
世田谷区では東京都や国が対象としていない保育室や保育ママ、一時預かり施設についても独自に対象としておりその範囲が広いです。

また、世田谷区保育士等処遇改善助成金も取り組んでいます。
保育施設に勤務している保育士は給与の上乗せとして毎月1万円支給されるというものです。

他にも保育施設に就職を希望している人に向けての就職相談会も実施しています。
世田谷区内で保育所などの施設を運営している事業者が出展し説明会を実施するというものです。
これは東京都内での開催だけでなく、地方でも開催し東京で働きたい人たちへの相談会も実施しています。

保健求人情報のポータルサイトも世田谷区で運営をしており、世田谷区内での保育士募集を積極的に行っています。
これは、世田谷区内の保育士求人を紹介するだけでなく、世田谷区内の取り組みを紹介し、働きやすいことや生活しやすいこともアピールする情報を発信しているサイトです。
独自のサイトを運営することで情報が世田谷区に絞られ検索しやすいですし就職者を増やしやすくします。