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神奈川県横浜市では中堅保育士の給与が月額4万円上昇

札束の山

保育士不足の解消に熱心な横浜市

横浜市は待機児童ゼロ宣言を掲げ待機児童ゼロを実現した場所です。
そこから保育士不足解消のためにたくさんの取り組みを実施しています。

待機児童ゼロを実現したことでたくさんの人が流入したことでまだまだ保育士は不足している状況です。
そこで解消するためにも新たな取り組みにも挑戦をしています。

中堅保育士への処遇改善

保育士の処遇の問題でも特に言われてきたのが昇給・昇格がないということです。
就職してからあまり給与が増えないということで、中堅の保護者が退職をし、潜在保育士となる例が多くあります。
コーヒーを飲む潜在保育士
そこで、この状況を改善するために、経験年数が7年以上の保育士に対して給与を毎月4蔓延上乗せするという処遇改善を行うことにしたのです。
多くの企業では経験が7年を超えてくると仕事も多く覚えてきて昇給や昇格をすることも増えてきます。

しかし、保育士ではほかの仕事に比べ、そういった機械がありません。
そのためにその状況を改善するためにこの措置が取られています。

保育の質を高める効果もある

この制度をとることにより、保育士を7年以上勤める人が増えます。
そのため、保育の質を高めることへの期待も高いです。

新人が保育士として働き始めて成長する前に結婚や出産でやめてしまったり待遇が悪いことでほかの仕事に就いてしまったりすることも今までの問題点としてありました。
しかし、この制度ができたことによって7年間勤務を続ける人が増え、保育士の全体的な質の向上が期待できるのです。

保育士が退職せず毎年新しい保育士が新卒で入ってくることにより保育士の数も確保することができます。
これにより保育園での保育士不足が解消できるので勤務体制も維持できますし、保育士一人当たりの仕事も軽減することが可能です。
働きやすい環境が整うことで離職者を減らすこともできますし、体調不良者も減らせます。

現在、対象となる保育士は書く保育園の3分の1の保育士となることを想定し、市は10置く円を投じて取り組む予定です。
対象者全員の給与がアップし保育士の満足度も高めることが期待されています。