保育士の仕事で得られるもの
保育士は忙しい、大変というネガティブな印象を持たれがちです。
しかし、とてもやりがいがありますし、得られるものも多くあります。
毎日の仕事の中で得られるものがあるからこそ、つらいことや大変なことも吹き飛んで頑張ろうという気持ちが持てるものです。
具体的な事例をもとにどのようなところで保育士の仕事で得られるものがあるのかを紹介していきます。
長い時間をかけて得られるもの
保育士の仕事は毎日子供や保護者と接しますし、卒園まで長期にわたって接する仕事です。
そのため中にはまだ歩けない赤ちゃんの状態で入園してきた園児がハイハイをしたり伝い歩きをしたりするようになったり、会話ができるようになったりと成長を感じることができます。
昨日までできなかったこと、何度伝えても理解してもらえなかったことがある日できるようになったり伝わるようになったりすることもあり、その瞬間に達成感を感じることができ、その時の喜びは大きいです。
特にできないことができるようになった時にはその喜びを園児だけでなく保護者とも共有することができます。
すぐに結果を求めるのではなく、時間をかけて接するからこそ感じることのできることです。
毎日感動がある
保育士の仕事は毎日保護者や園児との交流があります。
特に保護者へ連絡帳や口頭での報告をする場面では毎日子供の成長を感じた瞬間を伝えることになり、これは子供の成長を伝える大切な時間です。
毎日子供の成長を伝えるのは難しいと思われますし、新任のころはなかなか伝えられないこともあります。
しかし、毎日子供と接したり、連絡帳を書いたり保護者と話すようになったりすると、少しずつ子供と接する際に雰囲気や変化を察知できるようになり、力は養うことができるのです。
保育士の仕事をすることで洞察力がつけば、毎日たくさんの発見があり感動を得ることができます。
子どもは大人が想像つかないようなことをたくさん思いつきますし、無限の可能性を持っているものです。
そのため毎日の生活の中で発見や感動もとてもたくさんあり、そういったものに触れられる仕事はなかなかない貴重なものでもあります。