転職活動で自分の考えをうまく伝える
保育士が転職するのはいろいろな理由があります。
新卒で入った保育園で定年まで働くのが理想ですが、実際には結婚や出産で続けることが難しかったり、人間関係がうまくいかなかったりして退職をしなければならないことも少なくないです。
一度退職をしてもまた保育士として働きたい場合には転職活動が必要になります。
転職活動をする際、面接は希望する保育園に再就職するためにとても大切です。
自分の気持ちをうまく伝えることができなければなかなか合格はできません。
気持ちを素直に伝えることも大切ですが、素直すぎることも問題となってしまい注意が必要です。
そこで、ここでは自分の気持ちをうまく伝えるコツを紹介していきます。
退職理由の伝え方
保育士が退職した理由は転職時の面接で必ず聞かれるものです。
人によって退職理由はいろいろなものがあります。
中には待遇や人間関係などネガティブな理由もありますが、ネガティブな理由は印象が悪くなりがちです。
とはいえ、退職理由でうそを言うというのも気が引けますし、うまく気持ちが伝えられなくなります。
そこで無理にうその理由を言うのではなく、素直により働きやすく自分に合っている職場を探していることを伝えるようにしましょう。
ネガティブな退職理由をポジティブに言い換える
退職理由としてネガティブな理由がある場合にはうそをつくのではなく、ポジティブに言い換えることが大切です。
例えば、人間関係がうまくいかなかった場合、というのは理由をそのまま伝えると相手にかなり印象悪くなってしまいます。
面接官も人間関係がうまくいかず退職したと聞くと多くの人は不採用にするものです。
人間関係を退職理由にするとコミュニケーション能力が低い印象を与えてしまいます。
そこで、人間関係が理由として伝える場合にはただその事実のみを伝えるのではなく、人間関係を改善するために自分が行ったこと、改善できなかったためにこれからはこのように努めたい、といったことまで伝えることができると印象はポジティブになります。
また、給与や待遇についても保育士が抱えている深刻な問題ですが、ストレートに伝えるのは印象が悪いです。
そこで、給与が待遇が理由であったとしても、そのまま伝えるのではなく、自分の能力や技術がきちんと評価される職場で働きたい、給与に反映される職場で働きたい、というい方をすると印象がポジティブに変わります。
このように言葉を言い換えること、ポジティブな言い方をすることだけでも印象は大幅に変わりますし、面接官の心象もとても良くできます。
事前に面接で聞かれそうな質問のシミュレーションをして、できるだけポジティブな言葉で伝えられるように心がけましょう。